2011-01-01から1年間の記事一覧
http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20110524/p1 人の場合、良いとか悪いとか優れているとか劣っているとかいったことは二の次で、この人である、ということが重要となる。(この人であるということが重要となるには、歴史が必要とかいろいろありますが) ただ、こ…
というのはウさんの言葉ですが、最近この言葉をよく思い出します。それくらい、物事や、人の言動を、不明瞭だと感じることが多くなってきました。自分でも何を言っているかわからない、ということがここ10年増えてきています。 とにかく、明瞭・正確に表現す…
まず基本的な前段階として以下の状況がある。 どう考えて愚かとしか思えない状況を叩く前になら何故そのような状況に陥らざるを得なくなってしまうのかを考えるべきだというのはまったく正しいが、そのような姿勢で相手に臨むことは実は相手に対してまっとう…
感謝に値する状況に自分がいることを理解しているとする。感謝してしかるべきだなと思う。感謝しなければならないな、と思う。もしかしたら感謝の言葉を言ったりするかもしれない。しかし全く感謝の気持ちにはなっていないとしたら、それはどういう状況だろ…
人間という生物に関する生物学的・心理学的動作の解明の問題、ではない幸せそうな笑顔、落ち着いた振る舞い、自信を持った言動、こうしたものを得ることが、人間についての評価の全てになっている。 では、評価されないことをして、あるいは、評価されること…
実家の前は大きな空き地でその向こうに川と養魚場があったからいろんな鳥が来ていた。大きなレンズの付いたカメラを愛用しているバードウォッチングを趣味とする人が、このへんには珍しい鳥も結構来る、と言っていた。鳶が養魚場の鯉をつかんで飛び上がると…
スカイライン征服 東京公園 スーパー8 私のいない高校 明確な方法意識と複雑で微細な技術、極まらない主題ウリがないというウリ、タイトルのベタさ エッグイベ 信念を持つこととやり切ることの違い、信念を持てないことの芸、やり切る時に成長する部分は成長…
得られない楽しみ、得ても満足しない楽しみ、だけを断念しようとか求めないでおこうとか思いますが、いつでも簡単に得ることができ、そこそこ満足して満ち足りる楽しみは、やめようとかもっと得ようとか思わないので、欲を捨てる、隣の芝生をうらやましがら…
日記のテーマはいくつかありますが、今後は、恐怖、も追加しようと思います。 高橋ひろしさんは、映画で役者として見ても、お話されているところを見ても、人としておもしろい(すみません……)ので、もしかしたら脚本監督作品よりもご本人のほうが好きかもし…
文法における語の位置がその語の意味である、と私は説明したい。 しかし、語の意味とは意味の説明が説明するところのものである、とも言える。 (中略) 意味の説明は語の使用を説明する。言語における語の使用こそがその語の意味である。文法は言語における…
感情の影響の大きさ 感情の幾何学的配置−スピノザ
いちおう自分なりの考え方やこだわりがある人はいるかと思いますけどそれを100%常に貫き続けるというのはそれはそれでうまくいかない時があるのでそれなりの妥協というか他人や社会や世間や友人や教師や家族や会社や地域を取り入れた上で自分なりの考え方の…
ああいうものを書いてしまった以上、晴明さんの水の意見批判を理解するところまで行かなければいけないような気がするのでやめます。アイドル批判でも何でもそうですが(アイドルを「疑似科学」と考えているわけではありません)、大抵の批判は、そりゃあ批…
怒りには強い自己肯定感が伴います。怒りは受動的ですが、怒りのほんのかすかな兆しを感じた瞬間、それをどういう方向に持っていくか、どういう怒り表出を行うことで最も自己肯定感を味わうことができるか、という能動的な意志が強く動きます。つまり、初発…
自信がないことをむしろ肯定する、良いことだと思う気持ちが強くある、ということが、自信を持てない(持たない)人の、自信を持たない原因(理由というよりは原因)、ではないでしょうか。主に自分のことですが。
弱みを突かれることの典型的な例について 弱点を突かれると困ります。困りますが、弱点を突かれるというのはただ弱点を突かれるだけなので、困りはしますが、防ぐことはできますし、それがむるでも最低限防ごうとすることができます。しかし世の中には、自分…
リスク分散 自分だけが幸福なわけではないし、あのひとだけが不幸なわけではない。いつも楽しそうな私にもつらいときはあるし、いつも深刻な顔をしているあの人も楽しそうに笑っているときはある。楽しい場で楽しそうな顔をしているからといって楽しわけでは…
物語への没入の高さについて 世の中にはいろいろ夢中になれるものがあるかと思いますが、そのなかでも、物語への没入は、他にはない特別な没入度の高さがないでしょうか。小説を読んでいてページをめくるのも息苦しくなるほど夢中になったのは中一の時ぐらい…
年をとると頑固になる 年をとると頑固になると言われていますが、年をとっても頑固にならない人はいます。むしろ年をとっても頑固にならない人のほうが多いかもしれない。頑固=怒りっぽい とすると、若者のほうが怒りっぽい割合が高いかもしれない。そうで…
最初は何も思わない。 それよりもうちょっとがんばって「生まれてきてよかった」と言う。 それよりもうちょっと考えて「生まれてきてよかったのか?」と思う。 それよりもうちょっと考えて「生まれてきてよかった」と言う。 それよりもうちょっと考えて「生…
自分は流れつづけるひとまとまりの潮流ではないか、とわたしはときおり感じることがある。堅牢な固体としての「自己」という概念、多くの人々があれほど重要性を持たせているアイデンティティというものよりも、わたしにはこちらの方が好ましい。これらの潮…
「逃げてもいい」 という文章を見るとあたたかい気持ちになる、ことを私は避けられないが、これは個人的事情によるものであって、つまりあたたかいというより生ぬるい、と言うべきかもしれないがそれはともかく、このことについては今は考えない。いま考えた…
『哲額探休』を読んでいてまず実感するのは、深みなど全くなく、目の前に露出しているものをただただよく見よ、と繰り返し言われている、気になってしまう、ということです。まさにこれは「表層」だと浅はかにも思うわけですが、そういう軽さを悪い意味で利…
「怒りの意味」は(怒りの「規準」は)人が怒っているとされる状況であり、脳内の物理的状況ではないが、人が怒っているかどうかを決めるのは、脳内の物理的状況であることもありうる。怒っているときに、脳内のある部分である物質がある状態になっている(A…
わざわざネガティブな気分を引っ張り出してふつふつと怒りを頭の中にグルグル回らせて歩いたりする。自分でもこういうことをするので、最近、怒ることってもしかしてストレスが溜まるイメージもあるけど、ある種の快感じゃないのかと思っている。わざわざ思…
あるいは、政治学者と鉄道ファンであることが、別々のこととして語らなければならないような今日の社会の方が、どこか間違っているのであってhttp://b.hatena.ne.jp/entry/booklog.kinokuniya.co.jp/tsuji/archives/2011/05/post_12.html
「アンナと過ごした4日間」フィルムセンター 映画なんて別に見なくていいし、見るとしても、おもしろければそれでいい。おなか抱えて笑うことができたら最高だ。 そういうものだと思っていました。 それは嘘ですが、もし見るべき映画というものがあるとした…