日記

人間という生物に関する生物学的・心理学的動作の解明の問題、ではない

幸せそうな笑顔、落ち着いた振る舞い、自信を持った言動、こうしたものを得ることが、人間についての評価の全てになっている。
では、評価されないことをして、あるいは、評価されることを全くせず、これらのものを得た場合はどうなるか。評価されないことをして、あるいは、評価されることを全くせず、これらのものを得ることはない、という人間の性質が、これらを得ることを評価に価するものにするのか。
もしくは、評価されることをする、あるいは、評価されないことを全くしない、それでもこれらのものを得ることができないとしたら、その場合はどうなるのか。この場合は簡単だと思われる。これらのものを得なければ、何をしても、たいしたことをしたことにはならない、とはならない。その場合、何をしたか、その内容が問われる、ということが可能になる。では逆はどうか。これらのものを完全に持っていても、それ以外に何もない場合は、たとえば、詐欺師と言われたりするのだろうか。
幸せそうな笑顔、落ち着いた振る舞い、自信を持った言動、には、それらを成り立たせる人の行動の積み重ねなり性質が必要であるように思える。これは、いいことは「いい顔」で行われ、悪事は「悪い顔」で行われる、ということよりも、ずっと強く、怒った顔をしているときは怒っており、悲しい顔をしているときは悲しい、ということよりは弱い。