2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日記

神田でうな重をいただく。 私が形式にこだわるのは、内容(歴史・世界・人生)を理解する能力(教養)がないから、だと思います。形式を理解する能力ももちろんありませんが、形式なら、何も無くてもゼロから始められるような気になれる。気だけですが。私が…

日記

講師:是枝裕和「大島渚とテレビドキュメンタリー」フィルムセンター 無料 大島渚『忘れられた皇軍』(テレビ)25分 1963年 大島渚『青春の碑』(テレビ)25分 1964年 うーむ……。土日もイーストウッド行ってしまいそうです。『愛のそよ風』よかったなぁ……。 …

日記

書かないほうがよい話です。 最近ずっと能力の問題について考えてしまっています。絶対的な能力の差が人にはあり、その差の絶対性の前に絶望せざるを得ない、という思いにとらわれてしまいます。 まず第一に、そんなことを考えている暇があるのなら、自分に…

日記

クリント・イーストウッド『恐怖のメロディ』102分 1971年 アメリカ フィルムセンター 1500 クリント・イーストウッド『荒野のストレンジャー』105分 1973年 アメリカ フィルムセンター 1500 クリント・イーストウッド『愛のそよ風』105分 1973年 1973年 ア…

書き出し

『昭和精神史を検証する』 実をいうと、ぼくは昭和について語りたいとはまったく思わない。 →

日記

『ゴットハルト鉄道』著者年譜を見てそのあまりのスター性に対して恐ろしい気持ちになりました。本来(……。)小説はこういう人が書いたり読んだりすべきなんだ、と思いそうになりましたが、「こういう人」というのは、肩書き大好きな自分のつまらなさを示す…

日記

ドン・シーゲル『マンハッタン無宿』(クリント・イーストウッド)94分 1968年 アメリカ フィルムセンター 1500 ドン・シーゲル『白い肌の異常な夜』(クリント・イーストウッド)105分 1971年 アメリカ フィルムセンター 1500 クリント・イーストウッド『Th…

渡邊さん

著者の態度は基本的にカント的なもので、問題に対して解決を与えるのではなく、問題を通して人間の限界を見出そうとする。伝統的な意味づけのシステム(ここではキリスト教の神)が崩壊し、人間が自分自身でおのが生に意味づけを与えなければならない近(現…

日記

http://d.hatena.ne.jp/breaststroking/20090430#p1 を読み、おもしろそうだ! と思ったので前から気になっていた前田塁『小説の設計図(メカニクス)』を買って読みました。結果、とてもおもしろく『犬身』や『点滅……』を(もう一度)読みたくなりました。…

日記

クリント・イーストウッド『チェンジリング』(アンジェリーナ・ジョリー)142分 2008年 アメリカ 新文芸坐 1000/2 ソウル・ディブ『ある公爵夫人の生涯』110分 2008年 英伊仏 新文芸坐 1000/2 木村有理子『犬を撃つ』32分 1999年 ユーロスペース 1000/2 安…

怒り、怒りの前段階、について

T

http://d.hatena.ne.jp/Hermann_Hesse/20090711/p2 『怒りというのは内的な状態のことではなくて、表に現れている怒り言動そのものだ』について考えました。僕もその通りだと思いますが、説明が足りないように思います。ピュアに怒りの感情はあると思います…

日記

クリント・イーストウッド『トゥルー・クライム 』127分 1999年 フィルムセンター 1500 池田千尋『人コロシの穴』36分 2002年 ユーロスペース 1000/2 佐藤央『女たち』50分 2005年 ユーロスペース 1000/2 『トゥルー・クライム』 DVDで何度も見ていますし先…

日記

三隅研次『子連れ狼 三途の川の乳母車』(若山富三郎)82分 1972年 シネマヴェーラ ポイント使用 0(1000/2) 大林宣彦『瞳の中の訪問者』(片平なぎさ、志穂美悦子、峰岸徹、宍戸錠)100分 1977年 シネマヴェーラ ポイント使用 0(1000/2) 小出豊『綱渡り…

書き出し

これこそ「士族の商法」というものなんだろうと僕は思っていた。 下宿人を置いたらよけい生活が苦しくなった。そんな馬鹿な話はないのだ。 http://uraaozora.jpn.org/abemise.html

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下宿人を置いたらよけい生活が苦しくなった。

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部屋を自分で設計した時真っ先に考えたことは、和室に川z端実先生の抽象画をどう掛けるか、だった。 (→)

日記

塩田明彦『害虫』清野弥生(宮崎あおい、蒼井優、田辺誠一)92分 2002年 ユーロスペース 1000 おもしろかった……。見ることができてよかった。

日記

講師:黒沢清 大島渚『日本春歌考』(荒木一郎、伊丹一三、小山明子、吉田日出子)103分 1967年 フィルムセンター 1500 講師:黒沢清 大島渚『絞死刑』(佐藤慶、渡辺文雄、石堂淑朗、足立正生、戸浦六宏、小松方正、松田政男、小山明子)117分 1968年 フィ…

日記

クリント・イーストウッド『許されざる者』(モーガン・フリーマン、ジーン・ハックマン)131分 1992年 フィルムセンター 1500 公開した時に見たし、廉価版のVHSが出たときもすぐに買ったし、映画館でかかるたびに見に行ったし、何度も見てる(全然見てませ…

日記

西川美和『ディア・ドクター』(笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、八千草薫、井川遥、香川照之)127分 2009年 新宿武蔵野館1 1800 藤田敏八『修羅雪姫 怨み恋歌』(梶芽衣子、原田芳雄、伊丹十三、吉行和子)89分 1974年 シネマヴェーラ 1000/2 森崎東『釣りバカ…

日記

大島渚『青春残酷物語』(桑野みゆき、川津祐介、久我美子、渡辺文雄)96分 1960年 新文芸坐 1000/2 大島渚『太陽の墓場』(炎加世子、津川雅彦、川津祐介)88分 1960年 新文芸坐 1000/2 松江哲明『あんにょん由美香』(林由美香、いまおかしんじ、柳下毅一…

サプライズパーティーのサプライズ性

ただ、一つ、僕の要約で言うと、「2.真のサプライズとは文脈から完全に切断されてしまう事態である」が厳密に過ぎる気がします。 確かに厳密過ぎます。では何故厳密過ぎるようなことになってしまったのでしょうか。 私(たち)は、パーティーをあまり目にし…

日記

森崎東『美味しんぼ』(三國連太郎、佐藤浩市、羽田美智子、遠山景織子、財津一郎、樹木希林)105分 1996年 シネマヴェーラ 1000/2 坪島孝『ルパン三世 念力珍作戦』(目黒祐樹、田中邦衛、伊東四朗)82分 1972年 シネマヴェーラ 1000/2 山下耕作『博奕打ち …

パーティーの発生とサプライズパーティーの発生

http://d.hatena.ne.jp/Hermann_Hesse/20090705/1246808768 http://d.hatena.ne.jp/K2Da/20090709/p1

「サプライズパーティー」の問題について

http://d.hatena.ne.jp/Hermann_Hesse/20090705/1246808768 http://d.hatena.ne.jp/afod/ http://d.hatena.ne.jp/K2Da/20090709/p1 まず書いておかなければならないのは、この問題は、永井均さんの「怒り」の議論(『翔太と猫のインサイトの夏休み』)のパク…

(サプライズ)パーティーの本質は何か?

部屋のなかに机があり、多くの食器が置かれている。机の真ん中にはケーキがあり、「誕生日おめでとう」と書かれた板が乗っている。そして、部屋の中には多くの人がいる。という状況があるとき、この状況を、パーティーが開かれている、と呼ぶ。しかし、この…

サプライズパーティーは本当は存在するのか

何の前触れもない、過去からの連続性など何もない、にもかかわらず、これはれっきとしたサプライズパーティーである、そんなことがあるでしょうか。 連続性も文脈も無い場合、では、何がそれをサプライズパーティーだと呼ぶ根拠になるのでしょうか。たとえば…