2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
赤を見て、<赤々としたあの感じ>を感じ、「赤い」と言う。 赤を見て、<青々としたあの感じ>を感じ、「赤い」と言う。殴られて、<痛さ>を感じ、「痛い!」と言い顔をゆがめ、腹を押さえる。 殴られて、<くすぐったさ>を感じ、「痛い!」と言い顔をゆ…
「赤」という言葉を習うときは、言葉を教える大人や私の心の中に思い浮かべられた赤いイメージから習うのではなく、「郵便ポストの色ですよ」という教え方から習うことしかできないから、「赤」の意味は、郵便ポストに対する適切な反応、ということにしかな…
http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20120211/p1 どんなことをしても、人間が行うならそれは社会的行為、他の人間を意識した行為になってしまう、とするなら、「人に向かわないやりがい」は不可能になってしまう、のではないか、と思います。 (お金を得るには他人…
幸せだと思われていた人が実は不幸だった、不幸だと思われていた人が実は幸福だった、できると思われていた人が実はできる人ではなかった、できないと思われていた人が実はできる人だった、のかもしれない、ということは、ありそうなことに思えるが、実はあ…
google:心理主義批判 郵便ポストを見たときに、心のなかで、赤い感じを感じ、赤いなぁ、と思う。 『死霊』の表紙を見たときに、心のなかで、黒い感じを感じ、黒いなぁ、と思う。 郵便ポストを見て赤い色だと感じるとき、心の中の赤い感じも、赤い色をしてい…
赤い色を見て赤い色だと感じる、とき、赤い感じは、赤い色ではない。赤い感じは赤い色をしていない。「赤い感じ」とは赤い色を見たときに(誰もが一般的に)感じる内容を意味するだけになる。 では、「郵便ポストを見たときのあの感じ」と表現するとどうか。…
1.「赤い色を想像しろ」 赤い色は心の像に先行する 2.「私が赤(A)を見るときに感じる赤い(B)感じ」 「赤(B)」は、結局「赤(A)」と同じではないか?「赤い感じ」とは結局赤い色を見たということではないのか? 3.「「赤い」(A)は赤い(B)ことを意味する」 「赤…
http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20090122/p1 朝起きるとトマトや血が青く見え、空や海が赤く見えた 世界が変化した トマトや血が青くなり、空や海が赤くなった 目や脳が変化した トマトや血が青く見えるようになり、空や海が赤く見えるようになった 記憶が変化…
特定の宗教やイデオロギー、思想にかかわらず、職業倫理に忠実であればよい、職業倫理に忠実であることが重要だ、要は仕事をちゃんとするということだ、と言われるが、職業倫理よりももっと一般化できるのではないかと思います。 仕事というのは、何十年とい…
ずいぶん前のことですが母親が、「劇や映画やコンサート行ってもいいけど、ひとりやったらつまらんしねぇ。帰っても、あそこがよかった、とか話す相手がおらんと」と言っていました。 確かに実感としてそのとおりです。 では、実感を別にすると、話す相手が…
両立しないと思えますがどうでしょうか。 執着しないにしてもやりすぎはいけない、ということにするしかないでしょうか。執着しない、ということはたとえばまったくものを食べない、ということではなく、ある程度は食べる、もしくは適度に食べる、ということ…
人がマッサージされる映像を見ると、マッサージされているのは自分ではなく他人で、しかもいまマッサージされているのではなく、マッサージが行われたのは過去のことだが、自分がマッサージをされているような気にはならないにしても、心が安らぎ体が柔らか…
「あるけなげな男が、かつて、人間が水に溺れるのは彼らが重力の思想に取りつかれているからでしかないと思い込んだ。たとえばこの観念を迷信的な観念、宗教的な観念と言明することによって、それを頭から追い払えば、彼らはすべての水難を免れるというのだ…
「ボクはだめな男ですけど付き合ってください」に対して「これは涼しくならないクーラーだけど買いますか?と言われて買いますか?自分でだめだと思っているものを薦めるなんて失礼じゃないですか」という投稿を見た。 息子や娘なら例えどんな状態になっても…