2012-01-01から1年間の記事一覧

日記

動物を飼うと相当ハリが出るだろうなと思いました。 しかしこれは恐ろしい思想ではないだろうか? 純粋な人身売買ということではないでしょうか。

日記

自信を持っていても、悪い自分の行為に居直ったり省みたりできなかったりしたらよくないのだから、自信をもつこと自体が良いことであるわけではない。 「自信がないこと」が引き起こす絶対的な不利もあるとは思いますが、そうでなくても上のようであれば駄目…

良ければいい

良ければ良いんだから良いのではないか、と思いそうになりますが、そうではない時もある。 自分が思っていなかった点、自分が意識していなかた、想像していなかった点で良いと言われることは、良いことではない。 ある意味では(良いと言った人は)良いが、…

日記

他人は、自分にとって錨というか地図というか自分に形を与えるものというか、そのような非常に重大な機能がある。 無関係でいると(いることはできないのだが)足場がなくなり何ひとつもともにできない。宇宙空間をゆらゆら揺れているような感じになる。 そ…

日記

気の狂っている人は、自分は狂ってなんかいない、と主張するという。では、自分はもしかしたら狂っているかも、と思う人は、狂っていないのだろうか? 「床 振動」で検索して出てくるサイトを読むと、正常ではないと思えそうな人の書いた文章が、たくさん読…

わからない、知らない、無知、騙される、隠す、ほうがいい場合もあるのか?

エレベーターホールからそれぞれのエレベーターの現在位置がわかってしまうと、客は「あ、無視して通過された」と思ってしまう(まぁ実際そうなのだが)。もちろん他のエレベーターがフォローに来るのだが、一番速く来そうなエレベーターが自分を無視して行…

技法・文章化

http://b.hatena.ne.jp/entry/gigazine.net/news/20120909-yamakoya-world-heritage/ 普通は、要点を絞り簡潔に書くのが良いとされている。言いたいことはひとつにまとめる、できるだけ少ない文字数で書く。そのほうが伝わりやすいからです。 しかしその場合…

まずどこまで一致しているかを確かめる

違うところに目をつけるからそこばかり言いたくなってしまいますが、いきなり、違い、特徴の指摘から始めてしまうと、 まず、どこまで一致しているか、一致しているのはどこか、を確かめる。 ここまでは同じ価値観をもっている、ということを確認してから、…

日記

幼い子を持つ母親の母性、母は強し、母性の聖性、幼い子を持つ家族の幼い子を思う気持ち、こういうものこそが差別の温床である、ということを、私は身を持って実感してきたのですが、世間ではそう思われていないような気がするし、世間だけでなく、実際にも…

技法・言い落とし

彼のすすめ通りに、再び仙台を訪れるとまっすぐに司へと向かった。小林さんが目の色を変える理由が、お店に入るとすぐにわかった。まずメニューが違う。他の牛タン焼き店(少なくとも記者が訪ねたお店)の場合、居酒屋を兼務している場合があり、メニューに…

私なら青と感じる色を見ているかもしれない

「他人はポストを見ても私なら青と感じる色を見ている(感じている)かもしれない。」における「私なら青と感じる色」は、青でも赤でもないし、色ですらない。

日記

誤診0

「文法」についてはいまいちわからない、というより、全然わからないままでしたが、『誤診』にかなり踏み込んだ説明があったので、何となくわかるようになった気がします。 事実がどうあったとしても事実には左右されない、事実を述べたものではない、という…

ギャグ

http://24.media.tumblr.com/tumblr_m9ocrkEyga1qz5b21o1_500.jpgなぜ並んだマンガの背表紙に大きな蜘蛛がいる写真はおかしいのだろうか。 以前、あらゆるエロ画像はギャグになってしまう、ということを書きましたが、ふと見ると大きな蜘蛛がいる、という画…

人の最終的な判定基準

人格的道徳的な点を指摘することが最終的な指摘の基準(与えるダメージ)となると考える人は多い。 それとは別に、知識のなさ、頭の悪さを指摘することが最終的な指摘の基準(与えるダメージ)となると考える人がいる。 道徳的な指摘は、真面目で人格の悪さ…

正しさの力・改良されているというやる気

人の悪口を言うことはいけないことです。だから、人の悪口を言っている人を見ると、自信を持って、その人のことをくだらないと思えたり、罪を憎んで人を憎まずと思えたり、悲しいことだなと思えたりできます。では、自分が悪口を言う側の人間だった場合はど…

青色本

ウィトゲンシュタインの誤診 -『青色本』を掘り崩す-作者: 永井均出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2012/08/03メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ (7件) を見る

疑問が批判の代わりになることについて2

「わからない」までもいかず「不思議だと思います」という表現もあるようです。

日記

一週間ほど前から『ウィトゲンシュタイン入門』を読みなおしていて、相変わらず、何度読んでもなにが書いてあるのかまったくわからんなぁ、と思いながら読んでいるのですが、前期、論考の部分に関しては、これ以上いくら読んでも、この本の情報だけでは、お…

疑問が批判の代わりになるとはどういうことか

疑問はわからないということなのだから、何も批判していない。それなのに「わからない」という言い方が批判になるのはどのような仕組みによるのか。 意見を言う方に説明責任、説得責任がある以上、意見を聞く側がわかるように意見を言わなければならない。聞…

疑問・批判

「わからない」という言い方でなされる批判がある。 疑問に偽装された批判があるのではなく、あらゆる疑問は批判なのではないか、ということについて。 子どもの「どうして?」は、疑問が消えることによってではなく、そう言わないようにするほうが良いと学…

規準

T

「ウィトゲンシュタインにおける規準概念の形成過程」(1996) http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/24581 「ウィトゲンシュタイン入門」1995/01/19刊*1とかぶる部分が多い。 *1:http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480056207/

日記

「インビクタス」(新文芸坐) 「トゥルー・クライム」(新文芸坐)

日記

最近見た映画 ル林アーブルの靴磨き(新宿武蔵野館) 裏林切りのサーカス(新宿武蔵野館) 神林々の深き欲望(新文芸坐) ダー林クシャドウ(バルト9) ミッドナイトインパ林リ(バルト9)

議論をいくら練っても正しさにはつながらないとすると何が議論を「正しい」ほうへと導くのか

http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20120522/p1 http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20120524/p1 http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20120525/p1 その営業マンは、毎日何時間も投資勧誘攻撃を続けており、投資勧誘を断るあらゆる理屈を論破するエキスパートみたいになっているよ…

勝ったとしても正しくない議論を正しくないと判断するのは誰か

http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20120524/p1 http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20120522/p1 営業マンの議論は勝ったが正しくなかった、ということは理解できます。私たちは、営業マンの議論が正しくない、ということについて理解できます。理解どころか、実感をこめ…

「正しくはないが勝った議論」とはどのような議論か

http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20120522/p1 これって、職場や家庭での議論やネットでの議論にも言えて、単に知識と議論経験が豊かで論争に強い人間が議論に勝つことも多く、正しい方が議論に勝つとは限らない。 つまり、議論で勝つことは議論の強さの証明であ…

人をものとして見る

http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20120423/p1 http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20120425/p1 http://d.hatena.ne.jp/zhqh/20050518/1120209762 http://homepage1.nifty.com/kurubushi/card16725.html 1)サルトルの哲学は自由の哲学(「人間は呪われているくらい自由…

「正しさ」を決めるものは何か

以前、投資勧誘の電話がかかってきたとき、 うっかり「勧誘は全てお断りすることにしてますから」と言ったら、 営業マンは「女性からの誘いも全て断るんですか?そんなことじゃ、恋愛のチャンスを逃しますよ」 とオイラの論理の穴を付いてきて、一瞬、言葉に…

「利己的」の拡大解釈はほぼ害しかない(こともない)