日記

    • 講師:是枝裕和大島渚とテレビドキュメンタリー」フィルムセンター 無料
  • 大島渚『忘れられた皇軍』(テレビ)25分 1963年
  • 大島渚『青春の碑』(テレビ)25分 1964年

うーむ……。土日もイーストウッド行ってしまいそうです。『愛のそよ風』よかったなぁ……。


『忘れられた皇軍』『あんにょん由美香』がそれほど……、と書くのならどこがどうそれほど……なのかを書くべきだと思いますが、『グラン・トリノ』もそれほどおもしろくなかったので、どこがどうおもしろくなかったのかを書く以前に、私には映画を見る能力がない、私には、良い映画を良い映画だと思うことのできる能力がない、ということなのかもしれません。これは私にとって相当辛いことです。これは本当に辛いことです。『忘れられた皇軍』を見て衝撃を受ける人になりたかった。私はちゃんと見ていなかった(見る能力が無かった)だけなのだろうか、そう思いたい。私にとって「おもしろい」とはどういう状態なのだろうか……。おそらく、『天空の城ラピュタ』を見ているときの心理状態が、私にとって「おもしろい」という状態だと思います。それを100%肯定できるか、となると、そういうわけではありませんが、このようなことを考える暇なく、楽しむことだけでいっぱいになっている、その状態自体が自己肯定感に満ち満ちている、という状態なので、後でそれが肯定できなくても、それはそういうものではないか。いま見ている最中でも、後でどう思うかということが気になる場合もある。