「サプライズパーティー」の問題について

まず書いておかなければならないのは、この問題は、永井均さんの「怒り」の議論(『翔太と猫のインサイトの夏休み』)のパクリだということです。この日記でも「怒り問題」について何度か書いてきましたように、私はこの話が大好きなので(それほど好きではありません)、何度も書いてしまいます。今回も書いてしまいました。
永井均さんの「怒り」の議論とは、要約すると(要約する能力が低いので不正確になりますが)、怒りというのは内的な状態のことではなくて、表に現れている怒り言動そのものだ、ということです。いや怒っているように見えるけどあれは怒っているふりであって心の中では全然怒っていない、と言うときでも、それが「怒ったふり」でしかない、「怒った」ふりとしか言い表せない、ということに注意せよ(つまり怒りの意味とはまさに言動そのものでしかない)ということです。
消費税については、これも以前ばらしたことがありますが、高橋源一郎さんの『ペンギン村に陽は落ちて』というテレビアニメをモチーフ(……。)にした小説からパクリました。『ペンギン村』には北島マヤ月影先生が登場する場面がありまして、月影先生は北島さんを厳しく指導するのですが、その指導の中に「老人を演じなさい」「木を演じなさい」の次に「消費税を演じなさい」というものがあり、それが記憶に残っていました。いろいろすみません……。
サプライズの基準が厳しすぎることについては、私(たち)にとってはパーティーそのものがサプライズだ(パーティーで祝われたことなど一度もないしこれからもない)、という感情が出発点となっていることが原因だと思いますのでそのことについてはまた書くと思います。こんな私もかわいい姪のような存在に浄化されることが……、すみません。つまり、こういう事を言わないようにしていきたいです。