赤を見て、<赤々としたあの感じ>を感じ、「赤い」と言う

赤を見て、<赤々としたあの感じ>を感じ、「赤い」と言う。
赤を見て、<青々としたあの感じ>を感じ、「赤い」と言う。

殴られて、<痛さ>を感じ、「痛い!」と言い顔をゆがめ、腹を押さえる。
殴られて、<くすぐったさ>を感じ、「痛い!」と言い顔をゆがめ、腹を押さえる。


「<青々としたあの感じ>」は、通常の意味の青ではない。通常なら、この<感じ>は、赤を意味する。
通常は、赤を見て、色を感じ、「赤い」と言ったとき感じているもののことが、赤の意味、だからだ。
となると、「<青々としたあの感じ>」は、通常の意味ではない意味で、青を意味する、ことになる。
通常の意味ではない意味、とはどういう意味だろうか。

赤を見て、<青々としたあの感じ>を感じ、「青い」と言った場合、この「青い」は、通常の意味での青を意味している。
赤を見て、<青々としたあの感じ>を感じ、「赤い」と言った場合、この「赤い」は、通常の意味での赤を意味している。

赤を見て、<青々としたあの感じ>を感じ、「赤い」と言った場合、「<青々としたあの感じ>」は、何の役割も果たしていない。
「赤を見て、<緑色のあの感じ>を感じ、「赤い」と言った場合」でも同じことになる。
「赤を見て、<赤々としたあの感じ>を感じ、「赤い」と言った場合」でも同じことになる。
赤を見て、<赤々としたあの感じ>を感じ、「赤い」と言った場合、「<赤々としたあの感じ>」は、何の役割も果たしていない。

赤を見て、<青々としたあの感じ>を感じ、「青い」と言った場合、「<青々としたあの感じ>」は、大きな役割を果たす。
青を見て、<青々としたあの感じ>を感じ、「青い」と言った場合、「<青々としたあの感じ>」は、何か役割を果たしているだろうか。