「スピノザの懐疑論批判」

http://d.hatena.ne.jp/charis/20040921

真と偽は互いに独立したものではなく、真が、真と偽の区別そのものを与えているという点にある。どのように根源的な懐疑も、特定の何かを「偽ではないか」と疑うまさにその点において、当の偽を可能にする真の地盤に立っている。

そしてその真、何が真か、「ペテロの本質を理解するためにはペテロの観念そのものを理解する必要がないこと、ましてペテロの観念の観念を理解する必要はなおさらない」。
これと、「真理の観念と事実の一致説」。