2005-05-18から1日間の記事一覧

サルトル × スピノザ

http://homepage1.nifty.com/kurubushi/card16725.html 意識の作用(反省作用)である。意識は、それによってモノがモノそのものであることを確認し、それとともに自分がモノでは「ない」ことを認識する。この「モノでない」ことが意識の自由の根拠である。…

アリストテレス × スピノザ

http://homepage1.nifty.com/kurubushi/card68943.html 例えば、私は今糖尿病である。これは、私に糖尿病を発現させる遺伝子があり、また、カロリーの高いものを食べすぎたからであるに「違いない」。これは学問的認識である。だが、カロリーの高いもの、甘…

デカルト × スピノザ 情念について

http://homepage1.nifty.com/kurubushi/card23279.html デカルトでは実体的、実在的に峻別されていた心身は、スピノザでは同じもの(実体)の二つの側面(属性)の派生物でしかない。 このことは、両者の能動−受動概念に決定的な差異をもたらす。なぜなら、…