将棋の駒は動かさないが殺人は犯す問題

将棋をちゃんとしたいと思ってる人は相手がトイレに行っている間に駒を動かしたりしないが人生をちゃんとしたいと思っている場合は殺人を犯す問題ですが、いつか寝ているとき、うとうとしながら、いや、人は殺さないぞ、と思っていたことがあり、そう思っていたことを今日思い出したのですが、いや人は殺さないぞ、と思っていた時は、夜中、睡眠中から半分意識が戻ってすぐ眠りに入ったようなときに思っていたことなので、なぜ人は殺さないのかはもう忘れてしまいました。
 
将棋をちゃんとする、ということは、将棋のルールを守る、ということであり、将棋のルールの中で、将棋を行う、ということが将棋をする最低限の条件でしょう。その条件をクリアした上で、相手をイライラさせる、とか、相手の集中力を削ぐ行為をするとか、そういう戦術を使うのなら、それは立派に将棋をしている、ということになる、と考えることはできます。勝手に相手の駒を動かす、という行為は、もう全く将棋とは関係のない行為であり、将棋をしていることにはなりません。だからそのようなことをして勝ったところで、将棋に勝ったことにはならない。これはわかる。
 
では人殺しの場合、何のルール違反になるでしょうか。人を殺すということをしてしまうと、もうそれではなくなるのであり、そんなことをして有利になっても、それではもうそれをしていることにはならない、ということ、そのような、それ、はあるでしょうか。
 
そのそれ、を寝ているときと寝ているときの間のうつらうつらしているとき、確かに考えていたのですが、すっかり忘れてしまいました。