日記

ステージを見ていると、結局はステージ上と自分は無関係ということを感じるのですが、では、関係するとはどういうことなのか、を考えると、ステージ上は当然自分と関係がある、ということになる。ステージ上と自分は無関係ということを感じるときの関係は、関係というよりは、ギブアンドテイクというか、図々しいことを計算しているだけということだろうか。こういうところに、自分の至らなさをゴールにすれば何か達成した気になる傾向が見えますがそれをやめて、なぜ図々しいギブアンドテイク(べつに何もギブしていないが)が背景になってしまうのか、も考えたほうがいいかもしれないので考えると、わりと、大目に見ている、見てやっている、という感覚があるのではないか? まあこれが自分の至らなさをゴールにすれば何か達成した気になるというやつだとは思いますけれど、そういう部分はあると思います。それがだめだということではなくて、大目に見ている、してやっている、のではないものを見た場合には、「関係する」かどうかは考えない、関係するに決まっている、むしろ関係させていかなくてはならない、のようなことを思うだろうから。こういうのもまた効率主義というか、元を取らないと気がすまない、毎日が成長です!のような、いや、成長は大事だと思いますが……。本当には大事だと思っていない、これがいわゆる「自分らしさ」だろうか。これは現在の「社会」に特有というよりは、居直りのバリエーションに過ぎないのではないかとは思いますが……。