日記

新人公演(横浜)昼夜
行くまではしんどかったのですが行って良かったです。最近はどこに行くにもしんどいのでしんどいのは精神的な原因によるものであって新人公演に魅力がないわけではない、のだと思います。行ってみればそこには当然全力でがんばっている、というのがあるわけで、とても楽しかったです。とくに竹内さんのフレッシュ感がすばらしかった。当然みんなめちゃくちゃがんばっているし元気さを出していこうとしているのでしょうが、竹内さんのはずみ方が飛びぬけていたように思いました。佐保さんはもう貫禄すらありました。才能というのは残酷だということだろうか。才能なりの戦略があるということでしょうか。考え込まされます。最後本当にみんな泣いていたのが印象的でした。ここには確かに本気があったように思いました。
何かをやろうとするとすべてがしんどく感じる、すべてをめんどくさく感じる、家でずっと寝ていたい、とは思いませんが、結果、家でずっと寝ていることが多くなる、という現象は、選択の結果だとは思うのですが、これは選択の結果ではなく、人というのは、時間があれば、出かけたり何かを意欲的にしたくなったりするものでありずっと家で寝たいと思って寝ることを選択するという意志は自由意志ではなく病気によってそのような状況に追い込まれているのだ、という判断は、正当です。時間があれば必ず何かを意欲的にしたくなったり出かけたくなったりするのは精神的におかしいのであり病気である、とされる状況もあるのではないだろうか、こう考えてもまったく得しない、というより、こう考えるところに現状への歯ぎしりがすでに含まれているのではないか、と考えてしまい、考えればいいのに考えることができない、となることはないですか。