運動神経を鍛える、気持ちの

短距離走の選手は、スタートの音に敏感に反応するための練習を行うそうです。
格闘技の選手(格闘家、空手、柔道、レスリングなどをしている方)は、相手の攻撃を受けて痛みを感じたときに思わず取ってしまう行動を、いかにしないようにするか、の訓練をするそうです。そうしないと、一度入れられてしまった相手の攻撃が2手目3手目の攻撃につながってしまうからです。

気持ちの場合も同じではないか、と思いました。あることをされると思わず感情的になってしまう、反射的に感情が沸き起こってきてしまう、そのことによって、良くない状況に陥ってしまったことはないでしょうか。ないかもしれません。ない場合は幸せな人生を生きることのできる立派な幸せ達人です。おめでとうございます。
そうでない方は、短距離走の選手が反射を鍛え、格闘技の選手が反射を抑えることを鍛えるように、突発的な感情の動きを抑制制御する訓練をすると、何か役に立つかもしれません。
自分はこういうときに怒る、まごつく、弱くなる、ということがわかっている場合、そのような状況を、一日に何度か思い出し、シミュレートします。そうやって、そうした状況に慣れるわけです。このような訓練を私は決してしないのではないか? と思います。