日記
ノーマン・マルコム『ウィトゲンシュタイン』
「ウィトゲンシュタイン(の人生)に興味があるんじゃない!」というわけで今まで一度も伝記は読んでいなかったのですが(レイ・モンクのもわざわざ買わないでいたらすぐ品切れになったので後悔している)、はしごに行き詰ったので一番有名な伝記を読んでいます。以下感想
- 読みやすい。一日で読めると思います。(私は読むのが遅いので一日では読めませんでした)
- ウィトゲンシュタインをなめてました。哲学のこと以外はわりと間抜けな人物であるという印象があったのですが、ほとんどあらゆることに関して全くスキのない「偉大」な人物でした。
- どの本も、本当に考え抜かれて書かれているし、読み飛ばす隙や、間違いや歴史的限界だと簡単に決めてかかれる部分はひとつもない、というあたりまえのことを、あらためて教えられました。
というわけで読んでよかったと思います。
- 作者: ノーマン・マルコム,板坂元
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1998/10/14
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (34件) を見る