疑いレベル メモ

  1. 規則に対する人間の行動の一致(「+」をクワス演算(たとえば、結果が9000兆以下だと足し算と同じだが9000兆以上になると5になる演算)とみなして振舞う人はいない)
  2. ムーア命題(私の手は存在する。私は月に行ったことがない。地球ははるか昔から存在する。)
  3. 帰納・自然の斉一性原理は、偶然的であり論理的ではない原理だが、それに立脚しなければ何もできないような原理。
  4. 夢の疑い(今体験していることはすべて夢ではないか)によっても残るもの=論理・数学
    • 夢の中でも2+2=4。2+2が4でないという想像がどういう想像なのか理解できない。論理や数学は確実なものとして残る。
  5. 騙す悪霊の疑い(デカルト)によっても残るもの「我思うゆえに我あり」
    • 論理や数学(2+2=4)も疑う。
    • 内観だけが確実性として残る。考えている私は存在する。どう騙されていようが考えているということは残る。
  • ムーア命題の確実性は、帰納よりもずっと弱い。
  • 規則に対して行動が一致しない場合、同じ規則に対して異なる解釈をしていたのではなく、異なる規則にしたがっていた、となることについて。→『ウ入門』