日記

ぼろ、と読むそうです。二人だけで話しているかと思ったら必ず第三者第四者が現れ、会話のつながり、画面のつながりが、実に自然に、流れるように次々と次に移り、そのまま最後までよどみなく流れて終わります。執事のモテモテっぷりが楽しい。「せむし男」が鐘を鳴らすために全身を使って紐を引くときの躍動感が素晴らしい。紐につかまり足を振り上げ背中から落ちる! あれには誇張なく感動しました。そりゃあ城壁の下の群集に向かって石や木を落とすし煮えた鉛も流すもんだと思います(思いません。下の人かわいそう……。)。
今日の2本も大変楽しかったです。ありがとうございます。
もうすぐユーロスペースで日本初公開作品含むフレデリック・ワイズマンの特集があり上映を待っている間チラシ見ながらワクワクしていました。ほとんど平日だし『臨死』なんてもう見たし360分もあるのにまた見たくてたまらない。『エッセネ派』『モデル』『霊長類』『肉』『DV』はまだ未見なので是非見たい。平日ですが……。『バレエ』はもう一度みたい……。