「観測データから仮説、という話はどうしても統計の話になってしまうような」

仮説を立ててデータを取って検証する、というのは統計絡みでよくやられていると思います。でも、データの取り方で何とでもなるような気がします(未来のデータは一応想定内だけれど、そこまで責任持たなくても良いという感じ)。具体的に仮説を検証するには検定をすると思いますが、検定をしなくても良いぐらいはっきりと仮説が正しい場合に、論文を書くときにわかりやすいから検定をするのならわかりますが、微妙な差でほら有意があるでしょ?というのは人によって色々考えがあると思いますので別に良いですが、僕はそういうのは気持ち悪いです。ただしこの仮説というのは、数式モデルではなく、もっと抽象的な仮説です。


数式の話は物理の話のような感じで良くわからないのですが、物理の数式はデータを取るのは後回し、そもそも実験できるような物理現象を理論家が研究することはあまり無いのではないか?実際に観測できないような現象を対象に、定理の上に定理が作られ、場合によっては計算機でシミュレーションするイメージです。観測データから仮説、という話はどうしても統計の話になってしまうような気がします。


昔の人はどうだったか、ということだろうか?法則はどうやって出来たか、ということだろうか?



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