重いものほど速く落ちることを否定する思考実験について2(無関係)

ガリレオが行ったとされる重いものほど速く落ちることを否定する思考実験は、重いものほど速く落ちると仮定し、そこから矛盾を導き出し、ものの落ちる速さは重さとは関係ないことを示した、というものらしいです。この方法が、背理法に似ているということで、背理法について勉強しようというところまで来ました。今言いたいことは、背理法について勉強するのは的外れだろうな、ということです。だいたい、重いものほど速く落ちることを否定する思考実験は、証明ではないと思います。証明ではないような気がします。「新科学対話」を読んだり、ガリレオのことをいろいろ知らないと、この思考実験の意義付けができにくいように思うのですが、私は「新科学対話」を読んでいないし、ガリレオのことを何も知りません。じゃあ知ろうよ、ということになるかと思うのですが、いまは知りません。じゃあ知ってから考えようよ、ということになるのだと思いますが、私は本を読んだり物を知ったりするのに非常に時間がかかるため、岩波文庫の『新科学対話』上下巻(2007年2月14日時点で品切重版未定)を読むには半年ぐらいかかると思います。じゃあ半年かけて読みましょうよ、ということになるのだと思います。お手軽にできると思ったら大間違いだ!ということかもしれません。


Wikipediaによると、背理法とは、

背理法(はいりほう)とは、ある事柄 P を証明するために、P の否定 ¬P を仮定すると、矛盾(ある命題とその否定が同時に証明されること)が起きることを利用する証明の手法である。帰謬法とも。対偶が元の命題と同値であることとは異なる概念である。


背理法 - Wikipedia

とのことです。