マシュレ

http://d.hatena.ne.jp/sinogi/20051108

マシュレが彼らの文体を評価して言うように、ネグり&ハート「マルチチュード」は、ユートピア的で幻視的な文体で書かれた本だ。とはいえこの本は、一つの哲学の試みだ。当然、それは彼らも強調していることだ。そこで、マシュレは、ポスト近代性とスピノザの哲学に依拠して語られる「絶対的民主主義」との関係に焦点をあてて批判的に論じている。