笑い

「笑い」について次のような実験がある。目隠しをした被験者の手のひらに、1gのおもりを乗せる。次にそれを2gのおもりに取り替える。順番におもりを重くしていき、突然軽いおもりを載せたときに被験者は笑うそうである。また、最後に載せるおもりが軽いほど大きな笑いになるということである。この例は、人間が予想の範囲外の出来事に対して面白さを感じるということを示している。
 
http://www.ycf.nanet.co.jp/~skato/muno/5model/pe.html

文章による物語で、はじめ、手に1gのおもりを乗せるのようなことが起こり、次に2gのおもりを乗せるようなことが起こり、順番に重いおもりを乗せるようなことが起こり、突然軽いおもりを乗せるようなことが起こったら、読者は笑うだろうか。
・目隠しをする
・手のひらにおもりを乗せる、次にもっと重いおもりを乗せる、……。
ということと
・物語文章を読む
・程度1を持つ状況Aが起こる、次に程度2を持つ状況Aが起こる、……。
ということは似ていても違うことだから、笑えない、のだろうか。