ネットを利用するときに気をつけたいこと
普通に自分の意見をつぶやいただけで、知らない誰かに憎まれることもザラにある
d.hatena.ne.jp/Hamachiya2/20120228/social
自分が憎む側の人間だからこういう意見が気になる、ということもあるかと思います。
「普通に自分の意見をつぶやいた」といってもそれは自分の話で、その意見が実はある種の人を軽視抑圧していなければ言えない意見であり、そういうことに自分は気付いていないだけ、ということもあるかと思います。
そういう場合は、たとえば炎上して当然であり、そういうことを言った人は炎上などによって困って当然、むしろ困るべきだ、困らせてやるのが正しい、と思う人がいるでしょう。そういう人は、誹謗中傷はいけない、という意見自体が暴力的に感じられることもあるかと思います。(→正当化できるところにこそ怒りが発生する問題)
悪口はいけないという意見自体が悪口になりうるし何か重要なことを見ないようにしているだけなのではないか、こうしたことを、クレタ人問題、ととりあえず言います。
なんとなく最近、
- みっともない怒りを振りまいている人には近づかない
- フォローをはずす
- 会わないようにする
のような意見が幅をきかせており、いや幅をきかすのは当然だし私も当然そうしますけどこういうのって誰にも言わず(言えず)にコッソリするもんじゃないか、本当はそうするべきじゃないけど面倒だし単純に言ってそういう人は好かないからしょうがなくそうすることで、少なくとも表立って表明できるような種類の意見ではないのではないか、と思うのですが、そうも言ってられないほど誹謗中傷的表現がまかり通っておりそうした意見や態度のネットとの親和性から考えても表立って言うくらいがちょうどいい、ということなのだと思われます。
(「クレタ人」は、「クレタ人は嘘をつくとクレタ人が言った」という有名な問題(文)からとりましたが、上の問題とはもちろん意味は異なります。雰囲気だけ取ってきました。)