簡単では物足りない、難しいと理解できない

私が簡単だと思えるようなものなどありませんが、これは相対的な話です。
小3の算数ドリルは簡単すぎてやる気が起きないけど小4の算数ドリルはやりがいがありすぎて難しくてできない、調度良い、がない、というような話です。
適切な難易度に出会わない。そういうことはないだろうか。
そういう意味では映画は単純な感動の中に無限の難しさが詰まっているように思えるので良い、ということだろうか。
同じ話なのにものすごく面白い映画とつまらない映画がある。つまらない映画はなぜつまらないのは説明しようとすると難しい。
その点小説は簡単な小説と難しい小説しかなく、もちろん簡単な小説にも多様な技術が使用されているのだとは思いますが(私のような者にとって簡単なだと判定できる小説なんてないと思いますが、むしろ私のようなものだからこそ簡単なんて言ってしまうのかもしれませんが)、「簡単な小説」の簡単さに付きあおうという気になれないのは好みの問題なのでしょうか。