日記

私は、渾身の力を込めて、自分の弱さ、欠点をしっかり見つめ、そこを改善していく、のではなく、渾身の力を込めて、自分のだめさ、弱さ、欠点を、正当化してしまう。いろいろ得た知識や考え方を、自分を改善するために用いるのではなく、自分のだめさを正当化するために用いる。自分が使用できるあらゆる手段を、自分のだめさを正当化するために用いるので、その正当化は、それなりにやりがいが出てきてしまうし、成功したような気になってしまい、そうした偽りの成功体験によって、ますます正当化にのめりこんでしまう。とはいえ改善は全くされていないから、同じ失敗を繰り返し続けるし、不幸感も全く去らない。どうなると自分の欠点を見つめ、それを改善したことになるのか、もう全くわからない。ここまでくると、なぜこんなにも自分の弱点を改善しないのか不思議にすら思えてくる。自分の弱点や欠点を改善したほうがずっと良い結果になるのではないか。めちゃくちゃがんばって無理矢理なことをするくらいなら、弱点を見つめてちょっと改善する努力をすれば劇的に変わるのではないか。95点を98点にするのはとても難しいが、20点を60点にするには、基本を押さえるだけでいい。なぜしないのか。できない理由は何か。