• 『ウ消去』眺了。

「私」に的を絞っていて考えやすかった。「類比による移行」が強引だと思えないほどには理解できなかった。

  • 『入門』再開

検証⇔文法あたり。『入門』は最初読んだときに思っていたよりもずっと濃い。『入門』だと2ページの内容が、『ウ消去』では一冊の半分を使って書かれている。


定義や規則がまず最初にあり、それへの従い方、同じようにするとはどういうことか、というような流れになっているのではなく、判断が一致するという自然史的事実が定義や規則を支えている、と考えることは、物の動きでも言えることだろうか。言葉の意味や規則の問題は、人間の従い方が問題となっている。物の動きは、物の動きが問題となっている。物理法則は、定義や規則が先にあるのではなく、なぜか一致するという事実がある、のでもなく、一致する事実を見つける、一致する法則を作る、それが何故か法則よりも高レベルの一致を実現する、ということになっている。