日記

『ローマでアモーレ』2012 ウディ・アレンペネロペ・クルス 111分(新宿ピカデリー)(^^)
 
エピソードの中のひとつに、藤子F不二雄のマンガに出てきそうな、世にも奇妙な物語にありそうな場面が出てきて、その細部のバリエーションも含めて何度も見て完全に知った気になっているエピソードだったので、最後までその通りに進んでしまったのを見て、映画を見ていたことを忘れてしまいました。
 
昨日は雨で寒く、今日は晴れて暑かった。昼間に今年初めて、夏の日差しを感じた。
夏だからと言って毎年特に何の感慨もない(ないです!どうだ!ではありません。あってほしいけどなくてさみしい……みたいな感じです)し今年も特にないのだが、今日、今年初めて、あの、夏の、昼間の光が強くて横断歩道が白飛びしている感じや、太陽の光に当たった皮膚がすぐ熱くなる感じや、とにかく明るい!明るいで!!という感じは、感慨とか思い出とか期待とか、そういうことではなく、単に、光の明る過ぎる明るさに気持ちが盛り上がる、盛り上がるようになっている、ということではないか、と思わせられました。これがつまりいわゆる夏なのかな、と今年初めて思いました。これは遅いのではないか?
それはちょうど、目が大きくなる効果の入ったプリクラを見たときに(目が大きくなる効果の入ったプリクラに写っている自分を想像したときに)「うわあああぁ!」と気分が高揚してしまうのと同じようなもの、なのではないか、と思いました。