日記


満員、立ち見。
幼馴染以外の人に自分を名前で呼ばれることがどうしてそこまで嫌なのか。理由のない(なさそうな)瑣末なことに異常なこだわりを持つ人物、って「人物(キャラクター)の作り方」講義で出てきそうな人ですがそういう人が「ドキュメンタリー」に出てきてしまうのがワイズマンさんの映画の面白さということでしょうか*1。幼馴染に親しみがあるのなら仲間だって親しみがあるだろうと言われれば、いや子どものころから育ってきたから、と応えるとか、とにかくオレを名前で呼ぶとは最近の若者は、正直言わせてもらうと院長(?忘れました)も、なってない!と怒るとか、じゃあミドルネームとかはどうなの、あれはありなの(?忘れました)と質問し返すとか、面白すぎる。どうでもいい(どうでもよくないのかもしれないけど)瑣末なことに異常に細かく真剣にこだわる、って、小説の話の作り方講義で出てきそうな話ですけどそういう話が「ドキュメンタリー」に出てきてしまうのがワイズマンさんの映画の面白さということでしょうか*2。しかもこの異常な話をしているときにいきなりハエたたきを取り出してハエをピシャッ!とたたくんだから、まあ、すごいですよねぇ……。