日記

  • デヴzィッド・クローネzンバーグ『イースzタン・プzロミス』(2007)坐
  • ビレ・アzウグスト『マzンデラの名もなき看守』(2007)坐 1000 会員更新 1000
  • ストzローブ=ユzイレ『黒zい罪』(1988)ac 600
  • ストzローブ=ユzイレ『アンテzィゴネー』(1991-1992)ac 600

久しぶりに4本見た。とても楽しかった。
『看守』の説明画面がたまらない。冒頭の船出発場面、黒人は無意味に叩くが、家具は大事に運ぶ、という、図式の正確な映像化に感銘を受ける。図式を成立させるために黒人を無意味に叩くという行為が、無意味に叩くという目的の為だけになされているために、黒人への軽蔑も憎しみもなく、ただ無意味になされているというしらじらしさが生々しくて強烈。脅迫電話〜尾行〜電話ボックスのハラハラ感は素晴らしかった。看守さんの体格が妙に良いこと、中年になって出てくるおなか、がリアル。看守の妻の「庭のある家」へのこだわりが、世俗的な欲として不快に感じられそうなものなのに最後まで好ましく思えたのは、少年時代の夫が黒人少年と仲良くしている写真を面白がって夫の同僚の妻たちに見せてしまうようなこどもっぽい「純粋」さ(看守の娘も「こども」ならではの「純粋」さを見せる)と同じものだからかもしれないとおもいましたがそれなら好ましく思っている場合ではないのではないか。