スピノザ『神・人間及び人間の幸福に関する短論文』P152まで
『エチカ』では、良くないものとされる「謙遜」が、ここでは良いものとされている(訳者注より)。
「希望」が良くないとされる(これは『エチカ』と同じ)理由が詳細に語られている。これは『エチカ』より詳しい解説なのではないか?
雰囲気で思ってるだけで具体性はないのですが、『神・人間及び人間の幸福に関する短論文』と『エチカ』は、手つきが同じ、というよりも、結論(神=完全性=必然性=愛する)が同じ、という感じに思えてしまう。
(『神・人間及び人間の幸福に関する短論文』(岩波文庫)ISBN:4003361598)